2009年6月4日 無線基地局の付帯設備製作をご紹介します。
当社では無線基地局に使われる付帯設備の制作を行っています。無線基地局とは携帯電話などの移動通信端末と電波のやり取りをするためのアンテナ(空中線とも言います)やそれに必要な装置類を取り付けた設備の事を言います。このアンテナの電波のとどく範囲がいわゆる「通話エリア」となります。無線基地局にもいろいろなタイプが有り大きく分けると、もともと建設されているビルなどの建物にアンテナや無線機を付帯設置させるタイプと、新たにアンテナや装置類を新設して設置するタイプの二つに分かれます。写真の物は後者のタイプに使用させる基地局装置を収納する架台とアンテナの制作を紹介しています。携帯電話に代表される無線通信技術の進歩は目覚ましく、現在の第三世代(3G)と言われる技術から通信速度の高速化と高機能化が見込まれる第四世代(4G)への移行はすでに始まっています。これにともない無線基地局の市場はこれからも拡大していくものと予測されています。